多くの指導者は選手達にこう言います。
「気持の問題、やる氣の問題、つまり心の問題だ!」
「どうしてそんなに心が弱いのか!心が弱いから負けたんだ!」
「なぜ、もっとやる気をだして取り組まないんだ!」
「その態度が問題なのだ!普段の姿勢が問題なのだ!」
「自信をもってなぜやらない!心が乱れているからそうなんだ!」
私はよくそういう指導者と選手達に質問します。
「では、メンタルトレーニングは必要だと思いますか?」
すると、多くの方は、
「必要だと思いますが・・・」
と答えます。
「ますが・・・」
のあとは何が続くのでしょう?
それはともかく、
「では、やる氣や心を強くする、あるいは自信を持つためにどんなことをしていますか?」
と聞くと・・・
「いえ、氣持が弱いのでもっと強い氣持をもたせねば」とか「持ちたいです」で終わってしまいます。
つまり指導者も選手達も、強い気持を持つためにメントレは必要と言いながら、氣持の問題だからと何も具体的なことはしていないというのが大変多いのです。
メントレというからには、技術の習得と同じように具体的なトレーニングがあってしかるべきです。しかし何もなされていない。そして「心の問題だ!」で片付ける。実はそこに問題があるということに多くの人が気づいていないのです。
仮に気づいていても、心のトレーニングなのだから、何かをしても結局は個人の氣持の問題!と考えてしまう人があまりに多いのです。
これでは、メントレは必要と言いながら、何もしていないのと同じことです。
心は、身体よりも自由自在で素晴らしい武器です。
身長や骨格、筋肉など選手達が持ち合わせている肉体的資質には99%限界があります。
それに比して、心はトレーニング次第では無限の可能性が秘めているのに、「心の問題だ!」で片付けられる、なんともったいない話でしょうか。
実はメントレが必要と言いながら、メントレを具体的にしないのには本当の理由があります。それは、
あなたの心がメントレを本当は信用していないからです。
本音で言えばこういうことでしょう。
メントレは必要だが、果たしてそれがプレーにどの程度効果があるものなのか?
というお氣持ちがあるのではないでしょうか。
それに比べて、指導者は技術や練習で選手達を思い通りに動かそうとした場合、動けても動けなくても実際にそれを目でみることができます。つまり目でみたものは信用できるのです。
心は実際に目でみることはできません。
選手達一人一人が、いやすべての人間が持ち合わせている心を、実際に目でみて、
「あぁ、お前の心はこうなっているな」
ここが腫れているとか、ここが弱まっているとか、ここがおかしいとか、目でみることができないので、あなたの心のどこかで信用できないという氣持があるのです。
つまり、無意識にあなたは心を否定してしまっています。
メントレが必要、でもメントレを信用できてない。
指導者も選手達も、アクセルを踏みながらブレーキもいっしょに思いっきり踏んでいるのです。
メントレを効果的に具体的にしていくには、先ずはこのことを知る、知るというよりも素直に受け容れられるかという大前提があります。
ではどうするか?というトレーニングのスキルを学ぶ前に、この大前提を受け容れることができるかどうかで100%このメンタルトレーニングシークレッツ(MTS)が本当にあなたの役に立つか、立たないかが決まります。
今はそのブレーキがあっても構いません。
受け容れられる人はそのブレーキをはずせるからです。
しかし、やはりどうしても受け容れられないのであれば何をやっても徒労に終わるでしょう。メントレは必要と言いながらも、これから紹介するいろいろな方法はあなたの身には入らないでしょう。
(MTSをはじめる前に)
自分は心のどこかでブレーキを踏んでいる
ということを受け容れられますでしょうか。
このことは口で言うは易くです。
なんどもなんども自分に問いかけてみてください。
あなたはメントレをどこかで信用してないかもしれないという事実を受け容れることができますか?
妙な話ですが、それが出来てはじめてブレーキをはずすことができます。
認識できないものははずすも何もないからです。
受け容れられた人はこのMTSを読み進め、実際にやっていってください。
受け容れられない人は、MTSをいくらやっても効果はないでしょう。大変恐縮ですが、MTSをやる前にカウンセリングが必要になります。それでもすすみたい!と思うのであれば、どうぞ大山メンタルオフィスにご連絡ください。けしてあなたを見放すことはいたしません。
posted by ブルース・W at 13:15|
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